神戸市西区で増加中!軒天の剥がれ・破れ…修理費用はいくらかかる?

剥がれた軒天の修理

「天井にシミが…」「壁沿いから風でバタバタ音がする…」――こんな症状、放置していませんか?

実はそれ、軒天(のきてん)と呼ばれる部分の劣化が原因かもしれません。

神戸市西区の戸建て住宅では、築20年を超えたあたりから軒天の剥がれや穴あきなどのトラブルが増加しており、雨漏りやシロアリ被害につながるケースも少なくありません。

本記事では、神戸市西区での軒天修理の費用相場や工事内容、注意点、よくある質問までを徹底解説します。

これから修理を検討される方の参考になるよう、専門業者の視点でわかりやすくご案内していきます。

目次

軒天とは?破損するとどんなリスクがあるの?

軒天(のきてん)は、屋根の裏側、建物から外に張り出した部分(軒)の天井面を指します。雨水や日差しを防ぎ、建物内部の劣化を防ぐ重要な役割を果たしています。

軒天の役割

  • 屋根裏の換気
  • 雨や風の吹き込み防止
  • 美観の維持(住宅の「顔」)

劣化の放置で起こるリスク

  • 雨水の侵入・雨漏り
  • 野地板や垂木の腐食
  • シロアリ・害虫の侵入
  • 塗膜の剥がれや落下事故の危険

特に神戸市西区は六甲山地に近く、風の通りが強い地域も多いため、軒天が剥がれてバタついたり、最悪落下する危険もあります。


神戸市西区で多い軒天の劣化症状とその原因

よく見られる劣化症状

  • 塗装の剥がれ・変色・黒ずみ(カビ・藻)
  • 合板の反りやはがれ
  • 穴あきや破れ
  • 軒天ボードの落下

劣化の原因

  • 湿気のこもりやすい構造(通気が悪い)
  • 雨の吹き込み・結露
  • 経年劣化(築20年超)
  • 塗膜の劣化・吸水

こうした症状は最初は小さな見た目の変化から始まり、次第に建物構造全体の劣化へと進行していきます。


軒天修理にはどんな工事がある?

軒天の主な修理方法

  • 塗装のみ(軽度の劣化)
    • 洗浄・下地処理・塗装(防カビ塗料)
    • 工期:1~2日程度
  • 部分張り替え(穴・剥がれなど)
    • 合板やケイカル板を使用
    • 工期:1~3日
  • 全面張り替え+塗装
    • 通気構造(有孔ボード)へ変更可能
    • 工期:3~5日

よく使われる軒天材

  • ケイカル板(不燃):耐火性◎・施工性○
  • 合板+防水塗装:コスト◎・耐久△
  • 金属製(アルミ・ガルバ):耐久◎・価格△

神戸市西区の軒天修理費用相場

修理内容費用目安(税込)備考
塗装(10㎡)30,000~60,000円軽度の劣化のみ
部分張り替え(1~3枚)40,000~80,000円材料代+施工費
全面張り替え(30㎡)150,000~250,000円足場別途
軒天+破風板 同時施工200,000~300,000円美観向上にも効果的

※足場設置が必要な場合は別途8~15万円ほどかかります。


実際の事例紹介|神戸市西区の軒天修理

① 桜が丘(築35年・木造2階建て)

  • 症状:軒天の塗装剥がれ+合板浮き
  • 工事:部分張り替え+防カビ塗装
  • 費用:約95,000円
  • コメント:足場なしの低層部のみ対応。

② 伊川谷町(築28年・軽量鉄骨)

  • 症状:軒天に穴あき・白蟻の痕跡あり
  • 工事:全面張り替え+換気孔設置
  • 費用:約230,000円
  • コメント:屋根裏への通気性向上を兼ねた施工。

③ 押部谷町(築22年・木造)

  • 症状:塗膜のチョーキング・カビ
  • 工事:高圧洗浄+防カビ塗料で塗装のみ
  • 費用:約55,000円
  • コメント:将来的な張り替えを視野に定期メンテナンス。

業者選びの注意点とコツ

現地調査・点検・お見積もり

軒天修理を依頼する業者を選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえることで、安心して適正価格で工事を進められます。

特に神戸市西区のような地域密着型の業者から、全国展開の大手まで様々なタイプがあるため、比較検討が重要です。

建設業の許可を持っているかを確認する

小規模な修理業者の中には、建設業の許可を持たずに営業しているケースもあります。許可を持つ業者は、一定の技術力や経営体制が国や都道府県によって認められている証拠です。ご自身の目で、業者のウェブサイトや事務所で「建設業許可番号」を確認しましょう。許可番号は「○○県知事許可(般-〇〇)第〇〇号」といった形式で記載されています。

地域での実績が豊富か

神戸市西区での施工実績が豊富な業者は、その地域の気候特性(例えば、風の強さや湿気の多さなど)や、築年数の古い住宅の構造に精通している可能性が高いです。過去の施工事例を写真付きで公開しているか、顧客の声があるかなども参考にしましょう。

専門知識と説明の丁寧さ

軒天の劣化原因は多岐にわたります。無料点検の際に、症状だけでなく、その原因、そしてどのような修理方法が最適なのかを専門的な見地から分かりやすく説明してくれるかが重要です。質問に対して明確に答えてくれるか、メリット・デメリットをきちんと伝えてくれるかなども見極めるポイントです。

現地調査をしっかり行うか

電話やメールだけで見積もりを出す業者ではなく、必ず現地に足を運び、劣化状況を詳細に確認してくれる業者を選びましょう。屋根裏の点検や、周辺の劣化状況も確認してくれるとより信頼できます。

当社は【建設業の知事許可】を受けた施工業者として、適切な基準に基づいた安全・安心の工事をご提供しています。


よくある質問(FAQ)

軒天修理に関して、お客様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。

Q1. 軒天修理は火災保険の対象になりますか?

A. はい、自然災害による破損であれば、火災保険が適用される可能性があります。 台風による飛来物の衝突、強風で軒天が剥がれた、雹(ひょう)による損傷などがこれに該当します。ただし、経年劣化による剥がれやカビなどは保険適用外となるのが一般的です。保険会社に申請するためには、修理の見積書や破損状況がわかる写真、罹災証明書などが必要になります。多くの専門業者は、保険申請に必要な書類作成のサポートも行っていますので、まずは業者に相談し、保険会社に問い合わせてみましょう。

Q2. 塗装だけで済むのはどんなケースですか?

A. 表面の軽度な劣化や汚れであれば、塗装のみで対応可能です。 具体的には、塗膜の色あせ、チョーキング現象(塗料が粉っぽくなる状態)、軽微なカビや藻の発生などで、軒天材自体に反りやひび割れ、穴あきなどの構造的な損傷がない場合です。この場合、高圧洗浄で汚れを落とし、下地処理をしっかり行った上で、防カビ剤入りの塗料などを塗布します。ただし、塗装はあくまで表面の保護であり、内部の劣化が進んでいる場合は一時的な処置にしかなりません。専門家による丁寧な診断が不可欠です。

Q3. 修理中に家に住んでいても大丈夫ですか?

A. 基本的に外部工事なので、普段通りにお住まいいただけます。 軒天修理は建物の外側での作業が主になるため、日常生活に大きな支障をきたすことはほとんどありません。ただし、塗装作業を行う際は、塗料の臭いが一時的に発生することがあります。気になる場合は、窓を閉めるなどの対策をおすすめします。また、作業中は職人が頻繁に出入りするため、お子様やペットがいらっしゃるご家庭は、安全確保のために注意を払うよう心がけましょう。

Q4. 足場は必ず必要ですか?

A. 軒天の高さや修理範囲によって異なりますが、安全確保のため高所作業では必須となることが多いです。 特に2階以上の軒天や、修理範囲が広範囲にわたる場合は、作業員の安全と効率的な作業のために足場設置が義務付けられています。足場を組むことで、職人は安定した体勢で作業ができ、高品質な仕上がりが期待できます。ただし、1階の低所の部分的な補修など、脚立や高所作業車で安全に作業できる場合は、足場なしで対応できることもあります。見積もり時に足場の要否とその費用について確認しましょう。

Q5. 軒天と一緒にやっておいた方がいい工事はありますか?

A. 破風板(はふいた)や鼻隠し(はなかくし)、雨樋(あまどい)の点検・補修・塗装を同時に行うことを強くおすすめします。 これらの部位は軒天と隣接しており、足場を組む場合は同じ足場で作業が可能です。別々に工事を行うと、その都度足場代が発生するため、同時に行うことで費用を抑えることができます。また、破風板や雨樋も雨風にさらされやすく、軒天と同様に劣化しやすい部分です。同時にメンテナンスを行うことで、外装全体の美観と耐久性を向上させることができます。

Q6. 張り替えか塗装、どちらが長持ちしますか?

A. 軒天材の「張り替え」の方が、一般的に「塗装」よりも耐用年数は長くなります。 塗装はあくまで既存の軒天材を保護・美装するものであり、内部の劣化が進んでいれば根本的な解決にはなりません。一方、張り替えは既存の劣化した軒天材を取り外し、新しい材料に交換するため、耐久性が向上し、メンテナンス周期も延びる傾向にあります。費用は張り替えの方が高くなりますが、長期的な視点で見るとコストパフォーマンスが良い場合もあります。劣化状況と予算を考慮して最適な方法を選びましょう。

Q7. 通気性をよくしたい場合、どうすればいいですか?

A. 軒天を通気性の良い「有孔ボード」に張り替えたり、部分的に「換気孔」を設置する方法があります。 屋根裏の湿気は、結露やカビ、構造材の腐食、シロアリの発生原因となるため、適切な換気は非常に重要です。有孔ボード(穴が開いているボード)に張り替えることで、軒天から屋根裏への空気の流れを確保できます。また、既存の軒天に後から換気孔を設けることも可能です。特に湿気がこもりやすい環境にある住宅では、通気性の改善を検討することをおすすめします。

Q8. カビが繰り返し出るのはなぜですか?

A. 通気性の悪さ、日照不足、水分の滞留が主な原因として考えられます。 軒天にカビが繰り返し発生する場合、その部分の通気が悪く湿気が滞留しやすい構造になっているか、日当たりが悪く常に湿った状態が続いている可能性があります。また、雨樋の詰まりや破損によって雨水が軒天に跳ね返り、水分の供給源となっていることも考えられます。一時的な洗浄や塗装だけでなく、根本的な原因(通気設計の見直しや雨樋の修理など)を解決しないと、カビの再発を完全に防ぐことは難しいでしょう。

Q9. 工事の保証はありますか?

A. はい、多くの信頼できる専門業者は工事保証を提供しています。 保証期間や保証内容は業者や工事内容によって異なりますが、軒天修理では数年から最長10年程度の保証を設けているところが多いです。保証書には、保証の対象範囲、期間、免責事項などが明記されていますので、必ず内容を確認し、大切に保管しておきましょう。万が一、工事後に不具合が発生した場合でも、保証があれば無償で再修理を依頼できるため安心です。

Q10. 相見積もりはしてもいいですか?

A. もちろん、大歓迎です。積極的に相見積もりを取ることをおすすめします。 複数の業者から見積もりを取ることで、軒天修理の費用相場を把握できるだけでなく、各業者の提案内容や施工方法、担当者の対応の丁寧さなどを比較検討できます。見積もり内容が明確か、こちらの質問に誠実に答えてくれるか、保証内容が充実しているかなど、総合的に判断して、最も信頼できると感じた業者に依頼しましょう。


まとめ|神戸市西区の軒天修理は“早め・専門業者・丁寧な施工”がカギ!

軒天は、外からは目立たない存在ですが、建物を守る上で非常に重要な部位です。

神戸市西区のように風の影響や湿気が強い地域では、剥がれ・破れといった初期劣化の段階で早めに対処することが、結果的に費用も抑えるポイントになります。

経験豊富な専門業者に依頼することで、見落としのない調査と、最適な施工方法の提案を受けることが可能です。

まずは無料点検から、お気軽にご相談ください。

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