神戸市西区の瓦屋根は要注意?漆喰補修の費用相場と業者選びのコツ

神戸市西区の漆喰補修の費用はいくら?【結論】
- 費用相場の目安: 瓦の継ぎ目の漆喰補修は3〜15万円、下地からやり直す棟瓦の積み替えは10〜50万円が一般的です。
- 屋根の点検: 瓦を固定する漆喰部分に「ひび割れ」や「欠け」、またカビやコケによる黒ずみがないか定期的に確認しましょう。
- 放置の危険性: 漆喰の劣化を放置すると、雨漏りを引き起こすだけでなく、瓦の落下など思わぬ事故の原因にもなりかねません。
- 火災保険: 突発的な自然災害による被害は、ご加入の火災保険で費用がまかなえる可能性があります。
- 地域密着の強み: 神戸市西区の気候や環境をよく知る地元業者に相談することで、より適切な修理が期待できます。
神戸市の西部に位置する神戸市西区は、西神中央や学園都市といった計画的な街並みから、押部谷や櫨谷町のような自然豊かなエリアまで、多様な魅力を持つ地域です。特に、日本の伝統的な住宅に多く見られる瓦屋根は、耐久性が高い一方で、瓦と瓦をつなぎ止める漆喰(しっくい)や、屋根の頂上にある棟瓦(むねがわら)の定期的なメンテナンスが欠かせません。
屋根の最も高い部分にある棟瓦は、瓦全体をしっかりと固定し、雨水の侵入を防ぐという重要な役割を担っています。しかし、時間の経過とともに漆喰は劣化し、ひび割れや剥がれが生じると、その本来の機能が失われ、雨漏りや瓦のズレ、最悪の場合は落下につながる恐れがあります。
このコラムでは、神戸市西区にお住まいの皆様が安心して屋根修理を依頼できるよう、瓦屋根の修理にかかる費用や劣化のサイン、信頼できる業者を見つけるポイントなどを分かりやすく解説します。
当社では、神戸市西区の瓦屋根修理に数多くの実績がございます。屋根の無料診断も行っておりますので、どんな些細なご不安でもお気軽にご相談ください。
お電話、メールはもちろん、以下の方法でもお気軽にお問い合わせいただけます。
瓦屋根の漆喰補修にかかる費用とは?工事内容と価格の目安

瓦屋根の修理費用は、劣化の状況や工事の規模によって変動します。一般的な工事内容ごとの費用目安は以下の通りです。
内容 | 費用目安(税別) |
漆喰の部分的な補修 | 2万〜4万円 |
棟全体の漆喰詰め直し | 8万〜15万円 |
高所作業用足場の設置費用 | +10万〜20万円 |
棟の積み替え工事 | 15万〜40万円 |
部分的な補修で済む場合と、棟瓦全体をやり直す場合とでは、費用に大きな差が出ます。
漆喰の塗り直し(部分補修)

漆喰の表面に見られる小さなひび割れや、一部の剥がれを修理する補修方法です。費用を抑えられますが、下地の状態を見定めてからおこないましょう。
棟の積み替え工事

下地となる土が崩壊している、または広範囲にわたって瓦がズレている場合に行う棟全体の修理方法です。古い棟瓦を全て撤去し、下地から新しくすることで屋根全体の耐久性を大幅に高めます。
屋根のSOSを見逃さない!漆喰の劣化サイン
屋根は普段あまり意識しない場所ですが、さまざまな劣化のサインが現れています。以下のような兆候に気づいたら、早めに専門家による点検をおすすめします。
🚨 漆喰に発生する細かいヒビ割れ

瓦の継ぎ目にある漆喰に、髪の毛のような細かいヒビが入っている状態です。これは劣化の初期段階であり、放置すると雨水の浸入を招きます。
🚨 漆喰の欠けや剥がれ

漆喰がボロボロと崩れ落ち、内部の下地が見えている状態は危険なサインです。これにより瓦の固定力が弱まり、台風などの強風で瓦が飛ばされる可能性が高まります。
🚨 瓦に黒ずみやカビが発生している

瓦や漆喰の表面に黒いシミやコケ、カビが見られる場合、屋根の通気性が悪くなっている、または湿気が溜まりやすくなっているサインです。
🚨 瓦の浮きやズレ

漆喰の劣化によって瓦の固定が緩み、瓦同士の間隔が広がったり、一部が浮き上がったりすることがあります。これは雨漏りに直結する危険な状態です。
▼動画でさらに詳しく!
【神戸市西区 屋根修理】修理前に要確認!よくあるトラブルと予防のポイント
実際の施工例と解説
ここでは、神戸市西区で実際に弊社が手がけた瓦屋根の修理事例をいくつかご紹介します。
事例①:神戸市西区狩場台で雨漏りを解消!棟瓦の積み直し事例
神戸市西区狩場台にお住まいのお客様から「部屋の天井から雨漏りがしてきた」とのご相談をいただきました。点検の結果、棟部分の漆喰が劣化し、そこから雨水が侵入していることが判明。棟瓦を一度解体し、耐久性に優れた「なんばん漆喰」で積み直す本格的な工事をご提案し、雨漏りを解消しました。

棟部分の漆喰が剥がれ、内部に雨水が侵入し雨漏りの原因に。
➡棟瓦を解体して新しい漆喰でしっかり積み直すことで、雨漏りの心配を完全に解消しました。

雨漏りが止まり、これで安心して過ごせます。しっかり直していただき、本当に感謝しています。
工事の基本情報
- 施工内容: 棟瓦取り直し、漆喰補修
- 施工期間: 約2日間
- 工事費用: 約182,000円(税込)
- 備考: なんばん漆喰を使用
事例②:神戸市西区池上台で瓦屋根漆喰詰め直し|屋根メンテナンス事例
神戸市西区池上台にお住まいの方から「屋根から白い破片が落ちてくる」とのご相談をいただきました。点検の結果、瓦屋根の漆喰が劣化し、剥がれかけていることが判明。既存の漆喰をすべて撤去し、新たに漆喰を詰め直す工事を行いました。


劣化した漆喰が剥がれ落ち、下地の土がむき出しに。
➡古い漆喰を撤去し、新しい漆喰を丁寧に詰め直すことで、屋根の美観と防水性が回復しました。



屋根から白い破片が落ちてきて不安でしたが、雨漏りの心配もなくなり、家がきれいになって安心しました。
工事の基本情報
- 施工内容: 漆喰詰め直し
- 施工期間: 約3週間
- 工事費用: 約57万円
- 備考: 築32年
瓦屋根の修理に関するQ&A


Q1. 瓦屋根の漆喰、その大切な役割とは?
漆喰は、瓦と瓦の間を埋めることで雨水の侵入を防ぎ、瓦をしっかりと固定する役割を担っています。
Q2. 漆喰の補修はどれくらいの頻度で必要ですか?
漆喰の耐久年数は一般的に20〜30年とされています。築年数が10年を超えたら、定期的に専門家による点検を受けることを推奨します。
Q3. 部分的な補修と全体的な工事、どちらが良いですか?
表面的な劣化であれば部分補修も可能ですが、下地まで傷んでいる場合は、長期的な安全性を考慮して棟全体の積み替え工事をおすすめします。
Q4. 瓦屋根の修理はDIYで可能ですか?
屋根での高所作業は非常に危険です。滑落や転落のリスクが非常に高いため、専門的な知識と技術を持つプロの業者に依頼してください。
Q5. 工事にかかる期間はどのくらいですか?
漆喰の詰め直しのみであれば1~2日程度で完了しますが、棟の積み替え工事の場合は、屋根の規模によって数日かかることがあります。
Q6. 漆喰の代替素材はありますか?
「南蛮漆喰」という、セメントと繊維質を混ぜ合わせた素材が普及しています。従来の漆喰よりも防水性と耐久性に優れているのが特徴です。
Q7. 漆喰が剥がれたらどうなりますか?
漆喰が剥がれると、瓦の固定が不安定になり、強風で瓦がズレたり、飛散したりする原因になります。また、雨漏りの直接的な原因にもなります。
Q8. 漆喰補修と屋根全体の葺き替え、どちらを選ぶべき?
漆喰の劣化に加えて、瓦自体に広範囲な破損やヒビ割れが見られる場合は、部分的な補修よりも屋根全体の葺き替えの方が、将来的な安心とコストパフォーマンスが高い場合があります。
Q9. 修理費用を節約するコツはありますか?
屋根の塗装や他の外壁修繕と同時に工事を行うことで、足場を一度で設置できるため、トータルコストを削減できます。
Q10. 業者選びで特に注意すべき点は?
地域での施工実績や、自社に瓦専門の職人が在籍しているか、そして見積もりや説明が丁寧で分かりやすいかを重視して選びましょう。
DIYの漆喰補修は危険です
「少しの漆喰の剥がれなら自分で直せるのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、DIYでの屋根修理は、ご自身やご家族の命に関わる重大なリスクを伴います。
- 転落・滑落の危険性: 屋根は傾斜があり、不安定な高所です。プロの職人は専用の器具や安全対策を徹底していますが、DIYでは滑って転落するリスクが極めて高く、大怪我や命を落とす事故につながる可能性があります。
- 不完全な修理による被害拡大: 漆喰の補修は、見た目以上に専門的な技術が必要です。もし不完全な修理を行うと、かえって隙間から雨水が侵入しやすくなり、下地の腐食や雨漏りを悪化させてしまう恐れがあります。
- 火災保険の適用外: 自然災害による屋根の被害は火災保険で補償される可能性がありますが、DIYでの修理やその後の不具合は、原則として保険適用外となります。自己判断での修理は、かえって高額な費用負担につながるリスクがあります。
ご自身の安全と家の耐久性を守るためにも、屋根の不具合は必ず専門業者に相談してください。
▼動画でさらに詳しく!
瓦屋根の漆喰部分にコーキングって使っていい?正しい瓦屋根補修の方法
台風の被害は火災保険で対応可能?活用方法を解説


神戸市西区は、台風や強風の影響を受けやすい地域です。万が一、屋根が破損した場合でも、火災保険の「風災補償」が適用される可能性があります。いざという時のために、その活用方法を理解しておきましょう。
- 保険適用の対象となるケース: 強風による瓦のズレ、漆喰の剥がれ、瓦の飛散などが保険適用の対象となります。ただし、保険会社が定める免責金額(自己負担額)を超える場合に適用されます。
- 申請手続きの流れ: まずは専門の屋根業者に連絡し、被害状況を詳細に調査してもらいます。業者が作成する報告書や見積もりを保険会社に提出し、審査を受ける流れが一般的です。
- 経年劣化には適用されない点に注意: 長年の使用による自然な劣化やヒビ割れは、原則として保険の適用外です。被害の原因が、風災などの自然災害であることを証明することが重要となります。
▼動画でさらに詳しく!
【神戸市西区 屋根修理】火災保険を活用した屋根修理!申請を成功させるための手順
信頼できる専門業者の見つけ方
屋根の修理は、家の安全と耐久性に関わる重要な工事です。安心して任せられる業者を見つけるために、以下の点を参考にしてください。
- 地元の施工実績を豊富に持っているか: 神戸市西区の気候や環境を熟知している地元業者は、その土地に合わせた適切な工事を提案してくれます。近隣での施工事例をチェックしてみましょう。
- 瓦専門の職人が在籍しているか: 契約をとり、実際の工事は下請けに丸投げする業者も存在します。自社に瓦屋根の専門知識と技術を持つ職人がいるかを確認することが、質の高い工事につながります。
- 診断と見積もりが明確であるか: 専門用語を避け、屋根の状態や工事内容、費用について分かりやすく説明してくれる業者を選びましょう。不透明な「一式」表記ではなく、詳細な見積もりを提示してくれるかがポイントです。
▼動画でさらに詳しく!
神戸市西区で屋根修理業者選び!見積もり前に見るべき3つの基準
まとめ:神戸市西区の瓦屋根を長持ちさせるために
屋根の棟瓦は、あなたの家を風雨から守る重要な部分です。小さな劣化のサインを見逃さず、早期に専門家へ相談することが、将来的な大規模な被害を防ぐことにつながります。
✅ このコラムの重要ポイント
- 劣化の度合いによって修理費用は大きく異なります。
- 自然災害による被害は、火災保険でカバーできる可能性があります。
- 神戸市西区の住宅事情を理解している専門業者に相談しましょう。
私たちマックスリフォームは、神戸市西区で瓦屋根の修理・補修に特化しています。
屋根の点検は無料で実施しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


専門家コメント


神戸市西区の瓦屋根は、海風や強風の影響を受けやすく、漆喰の劣化が進行しやすい傾向にあります。特に、屋根の頂点にある漆喰は常に厳しい環境にさらされているため、築年数が経つにつれて剥がれやすくなります。
「少しのひび割れだから大丈夫」と軽視されがちですが、そこから雨水が侵入し、下地の腐食や瓦のずれなど、深刻な被害につながる可能性があります。玉津町や伊川谷町といった地域では、築年数の古い住宅も多く、漆喰の劣化が進んでいるケースが見られます。
弊社では、お客様の瓦屋根の状態を正確に診断するため、実際に屋根専門の職人が屋根に上り、写真や動画撮影、散水試験を使った無料点検を実施しています。岩岡町や神出町など、神戸市西区のあらゆる地域の特性を理解した上で、お客様一人ひとりに最適なご提案をいたします。
神戸市西区の皆様の安心・安全な暮らしを守るため、瓦屋根のことでご不安な点があれば、何でもお気軽にご相談ください。
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